データ(エンティティ)概念と作成方法
この記事では、
OutSystemsで重要なエンティティについて解説していきます。
OutSystemのエンティティについて
エンティティとは、データベースでいう、テーブルとして扱うことができるデータになります。
OutSystemsの2種類のエンティティについて解説します。
エンティティ
エンティティはデータベースのテーブルに保持されます。
OutSystemsのデータベースを使用する場合、開発者はエンティティを意識しているだけで、テーブル作成や項目作成をOutSystemsが行ってくれます。(外部データベースを使用する場合は異なる)
OutSystemsでは列のことをアトリビュートと呼びます。
エンティティのデータは、アトリビュートに保持されます。
OutSystemsではデフォルトで、特殊なIDアトリビュートが付与されます。これは、データベースの主キーになります。
OutSystemsでは、ID以外にアトリビュートを追加することが必須となります。
OutSystemsでは、下記のアクションを使用することができる。
アクションを用いることにより、Webアプリケーションでデータベースの操作ができます。
ここでは、UriageDateというエンティティ名を例に説明します。
- Create:データベースに新しいレコードを追加することができる。
- CreateOrUpdate:テーブルにレコードが存在しない場合、レコードを追加する。存在する場合更新する。
- Update:テーブルレコードを更新する。データが存在しない場合エラーを発生させる。
- Get:データベースを参照する。データが存在しない場合はエラーを発生させる。
- GetOrUpdete:データベーストランザクションが終了するまでロックされる。
- Delete:データベースからレコードを削除する。
静的エンティティ
エンティティと静的エンティティの違いは、Webアプリケーション側で変更できるかどうかです。
静的エンティティでは、Getアクションしか使用することができません。
ここでは、Yakusyokuという静的エンティティを例に説明します。
静的エンティティでは、この通り、Getアクションしか使用することができません。
静的エンティティでは、以下のアトリビュートがデフォルトで作成されます。
レコードを追加する場合は、フォルダアイコンのRecordで追加します。
i以上、OutSystemsの2種類のエンティティの解説をしました。
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